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生前、本当によくしていただいた日本画家の加藤弘光さん。
ご家族やご友人たちで発足されたプロジェクトチームによるクラウドファンディングが始動して、この3月に行われる個展と画集の出版に向けて動いていました。
たくさんの支援と協力があり、彼自身が2年ほど前に個展をやることを決めて予約をしていたFEI Art Museum Yokohamaにて予定通り追悼個展が開催されました。
日本画家 加藤弘光展【MESSAGE】
2020年3月18日~29日
先週金曜日には、支援者を招待してのセレモニーが開催されて、私も由香里さんと一緒に受付係としてお手伝いに行ってきました★
奥様の友子さんと、由香里さん★
生前は1年に2回青山の画廊で個展をされてましたが、
今回はスペースも大きくてたくさんの作品を一度に見れる素敵な空間です♪
彼が使っていた画材道具もその場で見れます。
絵だけでなく、映像や彼が書いた自伝漫画のパネルもかけられていて、彼の人柄にも触れられる素敵な個展。
この作品、何度も観たけど本当に好き。
彼の作品を忠実に表現したシルクの版画も今回初お目見え。
小さいのでもいいから1枚は自分の手元にほしいな。。。版画もすっごく素敵でした。
↑この写真はオリジナル。すこし小さくなった版画もありました。
画家のイメージって寡黙な感じだったんだけど、彼は本当に気さくでおちゃめで1度あったらすぐ大好きになっちゃう人でした★
作品ももちろんだけど、彼本人に会いたくて1回の個展に何度も足を運んでしまう感じ。
そのうち何度か着物でお邪魔したことがあって、その時にご夫婦そろってとても喜んでくれたのがきっかけで、着物でご自宅まで遊びに行かせていただいたこともありました。
受付係ということで、由香里さんと着物がいいよねと話をして揃えて着ていきました。
春いっぱいのミモザカラー。
パイナップルみたいな、不思議なバティック柄
あまり色をがちゃがちゃしたくなかったので、シルバーの名古屋帯。
小物ですこーしだけ紫っぽい差し色。
抜け感のでる銀座の変形結びでタレをアシメに。
八掛が春っぽい。
【OOTD】
着物&帯 : アンティーク
半襟 : CHOKO
帯揚 : ハセガワアヤ
草履 : 大塚呉服店
由香里さんはしぶーい大島の着物できたよ★
やっぱり赤っぽい小物が合うよね、大島。
本当にこの個展と画集を実現してくださった方たちに感謝します。
セレモニーでは、弘光さんへの愛がいっぱいの動画も流していただき、感動で涙が溢れました。心が震えて動くものに触れられるって本当に幸せだなと思います。
今回の個展のテーマはMESSAGEということで。
彼が残していった作品と手記から私たちがどういう伝言を受け取るか。
映像の中にこんな言葉がありました。
”今年の桜は今年のみ
椿や牡丹の花も今回一度だけと思うことだ
その思いで花を見ること その思いで風景を見ること
そして、その思いで人と会うこと"
"過去と未来に生きるな
今日一日を生きろ
一日が与えられた一生だ"
ほんとに人生に限りがあることを教えてくれたことに感謝して。
私も弘光さんの伝言を伝えられる人間になろうと思いました。
本当に感謝感謝です。
そしてもっともっと弘光さんの世界がこれからも広がっていきますように。
↓同じキモノの過去コーデ♪
(Mar. 2017)
(Jan. 2018)
Thank you for reading.
xoxo
Lynn♪
★そーしゃるめでぃあ★
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